伏見にあります築47年のビルの地下4階にありましたPCBの処分をするために、搬出作業を本日行いました。
今回のPCB処分は、低濃度のネオン変圧器148個、740㎏の変圧器1基、コンデンサー2基になります。
運搬費を安くするために、3社の混載で行うことにしました。
処分場は、北九州市にあります工場で行います。
PCBは1972年に人体に影響があるという事で、製造が中止されました。
しかし、製造中止後も同じラインで製造していた物に微量のPCBが混入している可能性があるため1990年以前の物については、PCBの検査が必要になってきます。PCB含有の可能性がある電気器具としましては、高圧変圧器、高圧コンデンサー、安定器があります。
PCBの処分には期限があります!高濃度のPCBにつきましては、西日本では終了しました。東日本については令和4年3月31日までになっています。低濃度のPCB処分につきましては、令和9年3月31日までとなっています。
昭和の時代に建てられた工場、倉庫、ビル、学校にはもしかしたらPCBを含んだ電気器具があるかもしれません。まだPCBの処分を行っていない方は早めにご検討をしてください。依頼先がわからない場合は、弊社までご連絡くだされば、ご相談にのりますので宜しくお願い致します。